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減災情報共有プラットフォーム

われわれは、減災情報共有プロトコル MISP減災情報共有データベース DaRuMa を核に、災害時における被害軽減を目指した情報システムの連携を実現するプラットフォームの構築を進めています。



東日本大震災では様々な「想定外」に国や自治体の防災体制が翻弄されることとなりました。このような事態を軽減するためには、様々な要請に臨機応変に対応して構成していける災害情報システムが望まれます。このテーマではその基盤として、データ仲介による緩い情報システム連携の考え方とそれに基づく減災情報共有プラットフォームを提案しています。このプラットフォームでは様々な情報システムを簡便に連携させることができ、災害時の多様な状況に対応してシステムを迅速に組み上げることができます。
データ仲介によるシステム連携の考え方は東日本大震災でも有効に働いており、今後、この考え方に基づく設計の在り方を普及させていくことが重要になるでしょう。

実証事例
  • 新潟県見附市での水害対処訓練における実証実験
  • 愛知県豊橋市での地震対処訓練における実証実験
  • 中越沖地震における「とおれたMap」公開
  • 山梨県山梨大学医学部付属病院でのトリアージ訓練における実証実験
  • 山梨県市川三郷町地震対処訓練における実証実験
  • 山梨県中央市水害対処訓練における実証実験

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Itsuki Noda,
2011/01/18 5:25
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