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MaaS シミュレーション


Project Persimmon

  • 社会シミュレーション・分析技術によるモビリティサービス設計
    • JST 未来社会創造事業「サイバーとフィジカルの高度な融合に向けたAI技術の革新」
    • 参画機関: 北海道大学・産業技術総合研究所・東京大学・名古屋大学
    • 目的:
      デジタルツイン時代に対応したモビリティサービスの持続的な社会実装を可能とするためのマルチエージェント社会シミュレーション・モデリング技術を確立することを目指す。
    • 研究概要:
      人口減少・交通難民などの問題が解決されたスマート社会実現のためには、レベル4のMaaS (Mobility As A Service)などの高度に統合されたモビリティサービスの持続的実現が必須である。このために本プロジェクトでは統合されたモビリティサービスの実サービス運用データからの利用形態のモデリング技術とそれをもとにしたシミュレーションによるサービス設計技術を組み合わせ、多面的に繰り返し回していくアジャイル的な再設計サイクルの確立していく。特に、ゲーム理論とマルチエージェント社会シミュレーションによるサービスのマネージメントデザイン技術、高次元パラメータ最適化技術を中心としたモデリング技術、およびそれらを支える大規模計算機環境でのシミュレーション管理技術を高度化し、MaaSレベル4実現のための多面的再設計ループを可能とする枠組みを構築し、実サービス実現により有効性を実証していく。さらに、モビリティサービスを中心とする社会システムの政策決定支援やそのためのシナリオ分析などを可能とする技術の確立を目指す。


AI 運行バス

  • 人工知能技術を用いた便利・快適で効率的なオンデマンド乗合型交通の実現
    • NEDO: 次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発
    • 参画機関: NTT ドコモ・未来シェア・北海道大学
    • 目的:
      移動の需給を最適化することで生産性の高い新たな移動手段を提供することと、複数の交通モードや商業施設等の非交通事業者とのサービス連携をすることで公助交通に新たな収益源を見出し、持続可能な交通網を実現することをめざす。
    • 本研究で実現をめざすもの
      • 個別交通モードの高度化:  生産性の高い新たな移動手段提供
        • 移動の需要と供給を最適化したオンデマンド交通のための仕組み開発
          (自動運転時代に起こる抜本的な生産性向上の前段/前提の技術)
      • 交通と非交通の連携:  新たなビジネスモデルの創出
        • 公助交通(運賃収入+補助金)から、商業施設等の非交通事業者との
          協創ビジネスモデル創出のための仕組みを開発
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